鈴原るるの卒業にあたって、あるオタクの呟き

鈴原るるが、2021年6月30日に卒業する。 以下、ただのオタクの自分語り。


鈴原を知ったのは、2020年1月頃、ニコ生で深夜やっていた、 Virtual To Live の最終公演の一部再放送。鈴原はほかの VTuber と共に「林檎もぎれビーム!」を歌っていた。完璧なアイドルステップを踏む鈴原が非常に気になったのを覚えている。

その頃には鈴原がデビューして1年近く経っており、既に大量のアーカイブ動画があったが、気になって最初の方からずっと観ていった。作業しながら観、深夜眠れない時に観…

そこからにじさんじの他の VTuber の配信を観るようになり、やがて VTuber 全体に対して深い関心を持つようになった。 それでも、鈴原の配信はほぼ欠かさず観ていた。 レトロゲーでも、イマドキのゲームでも、本当に楽しそうに遊んでいる。非常に脳筋なところがあるので、片っ端から手段を試す。そして全く諦めない。その姿が本当に好き。 雑談配信も好き。「こんなお酒飲んでる」というのを、鈴原らしい絵で示してくれるのが個人的にめちゃめちゃ好き。深夜の語り弾きが好き。 鈴原とその父、姉とのコラボ配信はなかなか革新的だったように思う。

他のライバーとのコラボ、3D配信、ラジオなどなど、多方面に活躍する鈴原が好き。

そうした鈴原が起点となって、自分もいろんなことを好きになることができた。


そんな鈴原るるが、今日を以って VTuber を辞める。 “推しは推せる時に推せ” という言葉の重みを、身を以って知った。

suzuhara membership

メンバーシップ、1年3ヶ月20日目。もっと早くから出会えたら良かった。

最後の配信では、同時視聴者数18万人を超え、それでもほぼいつもと変わらない口調で思い出を語っていた。本当にメンタルが強い。 これが最後の配信とは思えないし、思いたくない。 過去の衣装お披露目から始まり、さいねママによる未公開デザインのお披露目が行われた。 本当にかわいらしい、まさに鈴原にぴったりの衣装ばかりだった。 それは今後の配信で使われたかもしれないもので、いつか3D配信での衣装になるかもしれないものだった。そんな未来が来たらどれほど良かったことか。

引退理由を明かしてくれた。深くここでは書かないが、一ファンとして本当にやるせなく、悔しく思う。 それでも、鈴原は VTuber が好きで、他のライバーが好きで、ファンが好きだと言ってくれた。 鈴原は自身の配信に自信を持てなかったというが、徐々に自分自身のことが好きになっていったと言うし、幸せだったと言う。ファンとしてもそれは本当に嬉しく、こちらも本当に幸せだった。


そうして、7月1日0時を少し過ぎ、彼女は配信を終えた。最後まで鈴原るるたっぷりだった。 今後、ことあるごとに鈴原を思い出すんだろうな…そして徐々に思い出す頻度は少なくなっていくんだろうけど、でも絶対に忘れない。

本当に多くの幸せをありがとう。

ただただ、彼女の今後の人生、健康で幸多いことを願う。